SDGsへの取り組み
KPIの設定
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当社は、CO2排出量の削減や働きやすい職場環境の整備等の取組みを通じて、一層の成長を図るため、サスティナビリティに関するKPIを設定。環境経営により持続可能性を高め、経済的価値の向上のみならず、社会的価値の向上や従業員の幸福度の向上を目指します。
KPI設定のために、メインバンクによる事業性評価・インパクト評価をいただき、株式会社日本格付研究所(JCR)の第3者意見を取得。企業価値向上のために必要な資金をポジティブ・インパクト・ファイナンス*にて調達します。
*ポジティブ・インパクト・ファイナンス
企業活動が環境・社会・経済に対して与えるインパクト(ポジティブな影響・ネガティブな影響)の包括的な分析・評価・サスティナビリティに関する目標設定とモニタリング、及び資金供給を通じ、企業の「社会的価値」「働き手の幸せ」「経済的価値」を総合的かつ持続的に高めていくことを企図した「伴走支援型融資」
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幸せデザインサーベイを活用した従業員幸福度の向上
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2028年9月期までに、幸せ指数を10ポイント以上アップさせる。
今後も「幸せデザインサーベイ」を実施し、その結果を踏まえて経営陣と従業員が対話を行い、社員にとって満足度の高い、働きがいのある企業を目指す。
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地域雇用の増加
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2028年9月までに、山梨工場の従業員を10名以上増加させる。
・ハローワークや求人サイトなども活用しつつ、地元採用を優先して定期的な募集を行っていく。
・人事評価制度の構築や福利厚生の充実に加え、パート従業員に関しては、本人の希望に応じた柔軟な働き方に対応していく。
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高効率の電源開発・提案
国の政策に呼応した半導体製造装置向け等のEMS事業への対応力強化 -
2028年9月期までに、半導体製造装置関連を主体として、売上を10億円以上増加させる。
・高効率電源を含めた幅広い電源設計ニーズに対応することで、電源を起点としたワンストップサービスの取り込みを図る。
・半導体製造装置の国内製造能力強化に向けた国の支援が見込まれることから、委託先とも連携して確実に部品調達を行い、受注増加に円滑に対応する。
・業種分散による売上安定化の観点から、半導体以外の医療分野等での受注獲得を強化する。
・必要に応じて山梨工場の増設を行い、生産能力の強化を図る。
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安心・安全な職場環境の整備
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重大な労災事案ゼロを継続する。
安全衛生委員会での注意喚起などを通じた基本動作の徹底により、事故の未然防止を図る。また、ストレスチェックなどの活用により従業員の健康管理により一層の目配りを行う。
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ワークライフバランスの推進、従業員定着化の取り組み
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・2025年9月期までに、新たに人事評価制度を構築・導入して、以降その制度を定着化させる。
・2025年9月期までに、有給休暇取得率について、社員は 70%以上に引き上げるとともに、パートは現状程度を維持する。 そして以降もそれを維持する。・2023年10月に新たに採用した専門人材を中心として、人事評価制度の策定に着手して、納得感・公平感のある仕組みを構築する。そして、従業員の採用のみならず、結果として従業員のモチベーションアップ等にも繋げていく。
・個々の取得状況に応じて、有給休暇取得を勧奨することで、社員の取得率の底上げを図るとともに、それを定着化させる。
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ISO14001 に基づく環境負荷低減の
取り組み -
・ISO14001認証を継続する。
・2028年9月期までに、売上1億円あたりのCO2排出量10%以上削減する。(CO2 排出量/売上)・環境マネジメントサイクルにおけるPDCAを実行していくことで、ISO14001の認証を継続する。
・組立を含めたEMS事業の取り込みや外部コンサルタントの指導に基づく工程見直しを通じて、電力使用効率を高めることで売上単位当たりのCO2排出量の削減に繋げる。